
夏祭り・縁日・マルシェへの出店を控えて、「何を仕入れれば売れるか」で悩んでいませんか?
定番の食べ物を選んでも競合と差がつかず、かといって珍しい商品に絞ると客足が読めない——出店向けの食べ物・スイーツ選びは、毎年同じ悩みのくり返しになりがちです。
この記事では、和菓子・スイーツ専門の業務用卸問屋「なごみや」の実売データをもとに、祭り・縁日・キッチンカーで実際に売れた食べ物・スイーツをランキング形式でご紹介します。仕入れ量・廃棄リスク・オペレーションの観点から、出店で失敗しない商品選びのポイントもあわせて解説します。
この記事でわかること
夏祭りや縁日の屋台出店、マルシェ・キッチンカーでの移動販売を考えるとき、「どんな食べ物・スイーツを仕入れれば売れるか」は最初の、そして最大の悩みです。
人気の食べ物を選んでも、業務用で安定して仕入れられなければ意味がありません。逆に、仕入れやすくても会場で売れ残ってしまっては損失になります。
この記事では、なごみやの2025年実売データをもとに、祭り・縁日・マルシェ・キッチンカーで実際に売れた食べ物・スイーツをランキング形式でご紹介します。出店向けの食べ物仕入れを検討している方は、ぜひ商品ページもあわせてご確認ください。
なごみやの2025年実売データ(学校・キッチンカー向け年間販売実績)をもとにランキングを作成しました。
年間売上1位。冷凍タイプで仕込みが不要なため、少人数での出店でも安定して提供できます。バリエーション展開もしやすく、祭り・縁日の屋台で最も売れた食べ物です。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
バニラ・チョコ・抹茶・ストロベリー・やきいもの5フレーバーので合計で年間売上2位。「目の前でキャラメリゼする」ライブ感が集客に直結します。アイス、ホイップクリーム、カスタードがクレープに包まれています。フレーバーを複数仕入れてメニューを広げる出店者が多い商品です。

なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
クレープシート生地・アイスクレープ・クレープバーを合わせると年間売上3位。提供スタイルが3タイプあり、出店の設備や規模に合わせて選べます。
なごみやの取り扱い商品
クレープシート生地:解凍した生地にクリームやフルーツを包んでクレープを作って提供。トッピングを自由にアレンジできるため、オリジナルメニューの展開が可能です。
アイスクレープ:解凍後、スリーブに挟んでそのまま提供。クレープを巻く作業が不要で、素早く提供できます。
クレープバー:個包装入りでそのまま販売できます。最もオペレーションがシンプルなタイプです。
冷凍フルーツスティック(パイン)・パイン棒・フローズンパインを合わせると年間売上4位。串に刺したフルーツは見た目の華やかさと爽やかさで夏の屋台に最適な食べ物です。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
冷凍フルーツスティック(りんご飴)・カットりんご飴を合わせると年間売上5位。縁日の定番食べ物として幅広い年齢層に支持されており、スティックタイプとカットタイプの2種類を取り扱っています。
スティックタイプ:串に刺したりんごをまるごと飴でコーティング。縁日らしいビジュアルでSNS映えもします。
カットタイプ:りんごをカットして飴をかけたタイプ。小さなお子さんや食べ歩きしやすい形で、幅広い客層に対応できます。
仕入れのポイント
小玉団子(白)が年間売上6位。和の雰囲気を演出したい縁日・夏祭りに最適な食べ物です。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
あげもち・いそべが年間売上7位。揚げたての香ばしい香りが集客につながる屋台向きの食べ物です。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
冷凍ミックス粉チュロスが年間売上8位。揚げたての香ばしい匂いが集客につながる屋台向きの食べ物。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
クリスピーポップコーン(ミルクキャラメル)が年間売上9位。冷凍設備が不要な数少ない常温販売できる食べ物で、設備投資を抑えたい出店者に向いています。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
フラッペベース(バニラ)が年間売上10位。夏の屋台・縁日で根強い人気の食べ物・ドリンクです。
なごみやの取り扱い商品
仕入れのポイント
今年も続々と新商品が販売になっています。10位までに届かなかったけれど、屋台、お祭りにぴったりの商品をご紹介します。
縁日は家族連れ・子ども連れが多く、食べ物の見た目のわかりやすさ・食べやすさ・価格帯が重要です。チョコバナナ・りんご飴・だんご・フラッペの4商品を軸にすると、幅広い客層をカバーできます。
マルシェは20〜40代の食意識が高い層がメインターゲット。出店向けの食べ物には差別化感・素材感・ストーリー性が求められます。ブリュレクレープ・フルーツスティックなどが相性良く、SNS映えも狙えます。
キッチンカーは仕込みスペースと保存環境が限られるため、冷凍・常温保存できる業務用食べ物・スイーツが特に重要です。冷凍クレープ生地・冷凍チュロス・フラッペベースなど、仕込みを最小化できる商品選びがポイントです。仕入れ先・問屋選びも移動販売の収益を左右します。
キッチンカーのメニュー選びや仕入れについて詳しくはこちら:キッチンカーのメニューと仕入れガイド
学園祭はチョコバナナ・クレープ・りんご飴の定番3商品が毎年強い需要を持ちます。仕入れ量の目安・メニュー選びなど、学園祭・文化祭の出店に特化した情報はこちらの記事もあわせてご確認ください。
屋台・キッチンカーの売上の上限は、1時間に提供できる個数で決まります。どれだけ人気の食べ物でも、仕込みや調理に時間がかかりすぎると行列をさばけず、機会損失になります。
仕入れ前に「冷凍のまま提供できるか」「その場で焼く・揚げる工程があるか」「1人で回せるか」を確認しましょう。特にキッチンカーや少人数での出店では、オペレーションがシンプルな商品を選ぶことが安定した売上につながります。
目安:1商品あたり提供時間2分以内を基準に選ぶと、ピークタイムでも行列が詰まりにくくなります。
祭りや縁日の出店で赤字になる最大の原因は、売れ残りによる廃棄ロスです。天候・来場者数・競合の出店状況によって売上は大きく変動するため、仕入れ量の読みが外れることは珍しくありません。
チョコバナナ・ブリュレクレープ・パイン棒・りんご飴はいずれも冷凍のまま提供する商品です。売れ行きを見ながらクーラーボックスや冷凍庫から出す数を調整できるため、売れ残りが出ても未販売分はそのまま持ち帰って次回の出店に使えます。初めての出店や新しいイベントへの出店では、冷凍商品を軸に仕入れ量を抑えめにスタートするのが廃棄ロスを防ぐコツです。
誰でも知っているチョコバナナ・かき氷などの定番を軸にして集客しつつ、わらびもちやブリュレクレープなど「ちょっと気になる1品」を加える構成が、客単価アップと差別化の両立に効果的です。定番が「安心して買える入口」になり、差別化商品が「せっかくだから」の追加購入を生みます。
「なんとなく定番」で仕入れるのではなく、実売データをもとに売れる食べ物・スイーツを選ぶことが、出店成功の第一歩です。
なごみやの2025年実売ランキングでは、チョコバナナ・ブリュレクレープ・クレープ・フルーツスティックがトップ4を占めており、冷凍商品が売上の大半を支えています。廃棄リスクが低く、オペレーションがシンプルな冷凍商品を軸に仕入れ計画を立てることが、出店を安定して継続するコツです。
この記事の売上ランキングはなごみや(wagashi-biz.jp)の2025年祭り・イベントシーズンの出荷実績をもとに作成しています。