暑い夏にぴったりの「かき氷レシピ」をご紹介します。かき氷をカフェや外食店で提供する際には、ふわふわの氷と絶品のシロップがポイント!「生シロップ」や「果肉入りシロップ」を活用したかき氷レシピから、和風の蜜のレシピを取り揃えています。さらに、ふわふわの氷を削るための、氷の種類や温度調整、削り方のコツを詳しく解説。この夏、こだわりのかき氷メニューにチャレンジしませんか?
「生シロップ」を使ったかき氷レシピ、作り方
生シロップは低温殺菌で仕上げて、素材そのままの色、美味しさを活かして生の鮮度感を大切に作っています。着色料・人工甘味料も使用していません。

1本サイズ :種類によって、1kg・500g・250gタイプがございます
使用方法 :冷蔵庫で解凍して使用。開封後は冷蔵庫で保管し、早めにご使用ください。
いちごみるく

<レシピ>
① 純氷:150g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② 生シロップいちご:70g
③ ミルクシロップ:50g
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップいちご国産かいちご外国産
●生シロップ ミルク 500g
<手順>
1.氷を削り、ミルクシロップといちごソースをまわしかける

2.ソースをかけた上にふんわりと山になるように氷を削る

3.ミルクシロップといちごシロップをまわしかける

マンゴーラッシー

<レシピ>
① 純氷:110g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② 生シロップヨーグルト:15g
③ 生シロップマンゴー:30g
④ 上掛けヨーグルトシロップ:45g
⑤ 生シロップヨーグルト:15g
⑥ ヨーグルト(無糖):30g
※⑤と⑥をあらかじめ混ぜておく
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップヨーグルト500g
●生シロップ マンゴー1kg
<手順>
1.氷を器の高さまで削り、ヨーグルトと半量15gのマンゴーシロップをかける。

2.シロップの上に、山盛りになるまで氷を削る

3.上掛けヨーグルトシロップをかけた後に生シロップマンゴー(残り15g)をかける。

柑橘ミックス

<レシピ>
① 純氷:150g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② 生シロップ南信州柚子:20g
③ 生シロップみかん:20g
④ 生シロップ国産マイヤー:20g
⑤ レモン:20g
※②~⑤をあらかじめ混ぜておく
⑥ レアチーズソース:30g
⑦ みかんピール:20g
⑧ トッピング:ミント等
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップ南信州柚子1kg
●生シロップみかん1kg
●生シロップ国産マイヤー1kg
<手順>
1.氷を削り、3種のシロップをまわしかけ、レアチーズソースとみかんピールののせる。

2.シロップの上に、山盛りになるまで氷を削る。

3.氷を削った上に、3種のシロップをまわしかける。

4.完成品断面図

もも&あんずヨーグルト

<レシピ>
① 純氷:115g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② 生シロップもも:20g
③ 生シロップあんず:20g
④ 生シロップヨーグルト:50g
⑤ ミント、あんずのシロップ漬け
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップ信州もも1kg
●生シロップ信州千曲のあんず1kg
●生シロップヨーグルト500g
<手順>
1.氷を器の高さまで削り、ヨーグルトシロップをまんべんなく回しかける。

2.シロップの上に、山盛りになるまで氷を削る。

3.あんずシロップとももシロップを半分ずつかけ、あんずとミントをトッピングする。

お抹茶ミルク

<レシピ>
① 純氷:100g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② 生シロップ西尾のお抹茶:50g
③ ミルクシロップ:50g
④ 白玉・あんこ:適量
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップ西尾のお抹茶1kg
●冷凍白玉500g
●ゆであずき
<手順>
1.器の高さまで氷を削る

2.抹茶シロップを回しかける。

3.再び氷を山盛りに削り、抹茶シロップを回しかけて仕上げる。

4.ミルクシロップ、あんこ・白玉を添えて完成。トッピングはお好みでかけて食べる。

いちごショートケーキ

<レシピ>
① 純氷:200g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② ミルクベース:90g
③ 生シロップ国産いちご1kg:40g
④ 生クリーム:100g
⑤ グラニュー糖:7g
※④と⑤をあらかじめ泡立てておく
⑥ トッピング(いちご、ミント、ラズベリー)
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップ国産いちご1kg
<手順>
1.氷を削り入れ、ミルクベースといちごソースをまわしかける。

2.氷を上に削り、氷を潰さないように表面の氷をパレットナイフで切る。

3.容器をひっくり返して氷をお皿に移して生クリームを塗る。

4.完成品断面図
いちごや生シロップをトッピングして完成。

ぶどうショートケーキ

<レシピ>
① 純氷:200g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
② 生シロップ信州もも1kg:50g
③ 生シロップヨーグルト500g:50g
④ 生シロップナガノパープル1kg:20g
⑤ 生クリーム:100g
⑥ グラニュー糖:7g
※⑤と⑥をあらかじめ泡立てておく
⑦ トッピング(シャインマスカット、カットもも)
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●生シロップ信州もも1kg
●生シロップヨーグルト500g
●生シロップナガノパープル1kg
<手順>
1.氷を削り、ヨーグルトシロップをかけ、氷を削り、ももシロップをまわしかける。

2.氷を潰さないように表面の氷をパレットナイフで切る。

3.お皿にひっくり返して、生クリームを絞ってナッぺする。

4.完成品断面図
トッピングを使いデコレーションする。

蜜やトッピングを使った和風かき氷レシピ
黒蜜きな粉かき氷

宇治抹茶金時練乳かけ

<レシピ>
① 器にかき氷60gを入れます
② 抹茶蜜20gをかけます
③ 山になるようにかき氷100gを入れます
④ 抹茶蜜45gを全体にかけます
⑤ 手前にゆであずき50gを入れます
⑥ 白玉2個を飾ります
⑦ コンデンスミルク30gをかけます
⑧ グリーンティー適宜を茶漉しでかけます
このメニューに使われている商品
●信州深層天然水の氷 純氷 1.75kg
●特選抹茶蜜
●北海道ゆであずき
●冷凍白玉500
●冷凍抹茶白玉
●宇治抹茶グリーンティ(無糖)
「果肉入りシロップ」を使ったかき氷レシピ、メニュー
国産白桃やいちご・カシスなどの果肉入りのシロップは、かき氷シロップにお使いいただけます。開封後冷蔵で2か月間保存できますので、ロスを防いで省スペースでメニューを提供できます。

1本サイズ :920~960g 商品によって入り数が異なります
使用方法 :開封後賞味期限60日/10℃以下冷蔵にて保存
<レシピ>
削った氷350gに対して、シロップの使用量は約60g
※製氷機の氷は300gと氷の種類によって違います
※販促で付属のレードル2杯
ベースに練乳ミルクをかけて、果肉入りシロップをかけています。
練乳ミルクのレシピ 練乳:ガムシロップ 1:1
メニュー例
シロップをかけて仕上げるシンプルメニュ

フルーツをトッピングしたメニュー

ふわふわかき氷を作る「氷の扱い方」
ふわふわかき氷を作るためのポイントをご紹介します。

氷の種類
ふわふわかき氷には純氷または天然氷を使用します。かき氷に使われる氷について説明をします。
純氷(じゅんぴょう)
純氷は、専用の製氷工場で水道水をろ過し、不純物を取り除いた水を使用し、48〜72時間かけてゆっくりと凍らせて作られます。製造過程では、撹拌や中心部の水の入れ替えを行い、気泡や空気を排除することで、透明度が高く、硬く溶けにくい氷が完成します。削るとシャリっとした食感になり、無味無臭であるため、シロップやトッピングの風味を引き立てます。安定した品質と供給が可能で、業務用として広く利用されています。

天然氷(てんねんごおり)
天然氷は、冬の寒さを利用して、山間部の湧き水などを池に引き込み、約2週間かけて自然に凍らせて作られます。ゆっくりと凍ることで、不純物や気泡が排除され、透明度が高く、密度の高い氷ができます。削るとふわふわとした食感になり、口どけが良く、頭がキーンとしにくいとされています。使用する水は天然水で、わずかな甘みやミネラル感が感じられることもあります。生産量が限られており、希少価値が高いため、高級かき氷店などで使用されています。
製氷機の氷
製氷機の氷は、家庭用や業務用の製氷機で短時間に作られる氷で、水道水をそのまま使用し、急速に凍らせるため、内部に空気や不純物が含まれやすく、白く濁った見た目になります。密度が低く、削るとガリガリとした粗い食感になり、口どけはあまり滑らかではありません。溶けやすいため、かき氷として使用する場合はふんわり感や口どけの良さに欠けることがあります。ただし、手軽に作れるため、コストを抑えることができます。
氷の準備
①氷の温度を-5℃にします
氷を削る前に、氷の温度を-5℃くらいまで上げて柔らかくします。冷凍庫(約-18℃)から出したばかりの氷を削ると、パウダー状の氷になってしまいます。
②天盤の水分を拭き取ります
氷を削る前に、かき氷機の天盤や排出口の水分をしっかり拭き取りましょう。氷の温度が高くなると、削った氷に水分がつきやすくなり、排出口で固まりやすくなったり、盛り付け時に再凍結してしまう原因になります。吸水性の高いタオルなどを使って水分を拭き取りましょう。
③天盤の温度を適切にします
氷を設置後、刃を出さずに約1分間氷を回転させて天盤を冷やし、天盤の水分を拭き取ります。氷を設置した直後は、天盤がまだ温かいため、氷が必要以上に溶けてしまいます。
④削るのを中断する場合の氷の管理方法
氷をかき氷機から取り出して再び冷凍保存してください。
氷の削り方
削った氷は、器をゆっくりと回しながら、少しずつ積み上げていきましょう。
積み方のポイントは、氷が面で重ならないようにすることです。面で接すると再凍結しやすく、氷が固まってしまいます。氷同士が線や点で触れるよう、いがたに組むイメージで重ねていくと、ふわふわとした食感を保つことができます。

氷の温度管理
この表を参考に、かき氷を作る際の氷の準備時間を調整してください。氷のサイズによって解凍時間が異なるため、最適なタイミングでかき氷を楽しむことができます。
氷サイズ | -5℃到達時間 | 再冷凍30分以内 | 再冷凍1時間 | 再冷凍2時間以上 |
---|---|---|---|---|
1.75㎏ | 常温15分 | 常温5分 | 常温10分 | 常温15分 |
1㎏ | 常温10分 | 常温3分 | 常温6分 | 常温10分 |
500g | 常温5分 | 常温2分 | 常温4分 | 常温5分 |
閑散時間帯の氷の温度調整方法
ふんわり美味しいかき氷の提供には、ちょっとした工夫と丁寧なオペレーションが大切です。
①薄い氷をストックしておき、閑散時間に活用しましょう
氷をすべて使い切らず、厚さ3~4cmほど残した状態で再冷凍します。この氷を、提供時に冷凍庫から取り出し、常温で数分間置いておきます。
②かき氷機に設置し、刃を出さずに電源を入れておよそ1分間空回し
天盤の温度を適切にしてかき氷を削ります。
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