ベーグルとは?歴史やヘルシーな理由を解説、アレンジレシピをご紹介

ベーグル

ベーグルはどんなパン?歴史やヘルシーな理由と各国のベーグルに違いについて、日本のベーグルを解説します。業務用で仕入れて販売できるベーグルやおすすめレシピをご紹介します。

ベーグルとは?

ベーグルは、丸い穴の中央が空いた円環状のパンで、ヘルシーなパンとして人気があります。ベーグルの特徴、歴史、ヘルシーな理由を解説します。

ベーグルの特徴

ベーグルは、茹でた後にオーブンで焼いて製造する円環状のパンで、外側はパリッと、内側はもちもちとした食感が特徴です。基本的レシピは小麦粉、水、塩、砂糖、イーストです。トッピングにはけしの実やごま、ナッツやドライフルーツが使われることがあります。起源は東ヨーロッパで、ユダヤ教徒の食文化に結びついています。ベーグルはそのまま食べたり、クリームチーズやサーモンなどの具材でサンドイッチにしたり、クリームチーズやジャムと一緒に楽しまれています。

ベーグルの歴史

ベーグルの歴史は東ヨーロッパに遡り、16世紀にポーランドのユダヤ人コミュニティで始まったと考えられています。宗教上の理由から、乳製品や卵を使用せずに作られたパンでした。当初は水で茹でてから焼く製法が主流で、保存がきくために重宝されました。19世紀にはアメリカにユダヤ系移民とともに伝わり、ニューヨークで特に人気を博しました。

ベーグルがヘルシーな理由は?

ベーグルがヘルシーな理由は、まず原材料がシンプルであることです。小麦粉、水、塩、イーストを基本としています。茹でてから焼く製法により、脂肪やカロリーを抑えつつも食物繊維やタンパク質が豊富で、満腹感を提供します。トッピングや具材の組み合わせ次第で、健康志向に合ったベーグルを選択でき、バランスのとれた食事の一部となり得ます。

各国のベーグルの違い

各国のベーグルは地域ごとに独自の特徴がありますのでご紹介します。

ベーグルサンドイッチ

ニューヨークのベーグル

ニューヨークベーグルは、独自の製法や特徴で知られます。生地をこねて、茹でて、オーブンで焼いた、外側はパリッと、内側はもちもちとした食感があります。伝統的なトッピングにはセサミシードやポピーシードがあり、クリームチーズやスモークサーモンとの相性が良く、サンドイッチとして楽しまれています。ベーグルのほとんどは4オンス(115g)で大きめサイズ。サンドイッチに適したサイズとなっています。

フランスのベーグル

フランスのベーグルは、伝統的なバゲットに近い形状で、外側はパリッとした薄いクラストが特徴です。小麦粉、水、イースト、塩を主成分とし、茹でずに焼かれます。パリでは「パリジャン・ベーグル」とも呼ばれ、小麦の風味ともちもちとした食感が楽しまれます。トッピングにはシンプルなものが一般的で、特にポピーシードが好まれます。フランスのベーグルは朝食や軽いランチに人気があり、伝統的な製法や素材へのこだわりがその美味しさに寄与しています。フランス全土で様々なパン屋で手作りされ、地域ごとに微妙な変化が見られますが、共通して高品質で味わい深いベーグルです。

ドイツのベーグル

ドイツのベーグルは「ブレッチェン(Brezel)」として知られ、結び目のような形状が特徴です。主成分には小麦粉、水、塩、酵母が含まれ、一般的には焼かれる前にアルカリ性の溶液で茹でられ、外側はパリッと、内側はもっちりとした食感が楽しめます。トッピングには粗塩が使われ、シナモンシュガーをまぶすこともあります。ブレッヒェンはドイツで広く親しまれ、ビールのおつまみとしても愛されています。また、南ドイツのバイエルン地方では、プレッツェルとして知られています。風味豊かでユニークな形状が特徴的な、ドイツのブレッヒェンは地域ごとによっても変化があり、それぞれの地域で伝統的な製法で作られています。

日本のベーグル

日本でのベーグルは、1980年代後半頃の健康志向や新しい食文化への関心が高まり、ベーグルがその需要に応える健康的で手軽な選択肢として注目されました。特に、アメリカのカフェ文化やベーグル専門店の成功が影響を与え、日本にベーグルが浸透してきました。その後、日本独自のフレーバーやトッピング、和風のアレンジが加わり、ベーグル専門店「ベーグル&ベーグル」が人気となり、カジュアルなおやつや朝食として広く親しまれ、その人気は現在も続いています。

業務用で仕入れ可能なベーグル

人気のベーグルは業務用で仕入れて販売することができます。冷凍納品でそのまままたは、解凍後に販売のどちらかをお選びいただけます。2メーカーございますのでご紹介します。

九州産小麦100%のベーグル

卵・バター・油を使わず、九州産小麦100%で仕上げたこだわりベーグルです。しっとりもっちりの食感で解凍後常温で8日間の賞味期限です。12種類からお選びいただけます。

九州産ベーグル
九州産ベーグルパッケージ入り

ニューヨークベーグル

ニューヨークから直輸入した16種類の多彩なラインナップのベーグルです。ニューヨークブロンクスの工場で超硬水と厳選される原料を使い、熟練されたベーカーによって作られるバスコベーグルは本格派ニューヨークベーグル。コーシャ認証、ハラール認証商品です。

ニューヨークベーグル

ハード系ベーグルで、ぎゅっときめの詰まった弾力のある食感です。

冷凍販売用の個包装ベーグルと、業務用の6個入がお選びいただけます。

ニューヨークベーグルパッケージ入り
ニューヨークベーグル6個入り

ニューヨークベーグルを使ったおすすめのアレンジレシピ

ニューヨークベーグルを使ったレシピをご紹介します。食事とおやつにおすすめのメニューをそれぞれご紹介します。

食事におすすめメニュー

スモークサーモン (LOX)サンド

スモークサーモン (LOX)サンド

作り方

① セサミベーグルを横半分にスライスカットし、下カット面にクリームチーズ大さじ3をぬります
② その上にスモークサーモン3枚を敷き、その上にマヨネーズ大さじ2を盛る
③ その上にケッパー10粒とディル1ヘタをトッピングして出来上がり

この商品の特徴

サーモンとクリームチーズの定番組み合わせにケッパー、ディル、マヨネーズをトッピングしました。

このメニューに使われている商品

ベーコンジャムエッグサンド

ベーコンジャムエッグサンド

作り方

① エヴリシング ベーグルを横半分にスライスカットする
② 卵2個を軽く溶いてフライパンに入れベーグルのサイズになるようまとめながら半熟の卵焼きを作る
③ スライスカットした下半分のカット面にクリームチーズ大さじ2をぬり、2 の卵焼きを盛り付ける

④ ➂の卵焼きの上にベーコンジャム大さじ2を盛り付け、その上にきゅうりピクルス3切れをトッピングして出来上がり

この商品の特徴

甘じょっぱいベーコンジャムと卵焼きを合わせたクセになるサンド。きゅうりピクルスがアクセントになっています。

このメニューに使われている商品

B L T . Aサンド

B L T . Aサンド

作り方

① ポピーベーグルを横半分にスライスカットする
② ベーコン1枚に黒こしょうをふりフライパンで軽く炒める
③ レタス適量をボウルに入れドレッシング適量を全体に振りかけ馴染ませておく

④ スライスカットした下半分のカット面にクリームチーズ大さじ2をぬる
⑤ その上にトマト1スライス、レタス適量、ベーコン1枚、アボカド3スライスを盛り付け出来上がり

この商品の特徴

けしの実がたっぷりふりかかったポピーベーグルにBLT(ベーコン、レタス、トマト)がマッチします。

このメニューに使われている商品

グリルチキンとたっぷりレタスサンド

グリルチキンとたっぷりレタスサンド

作り方

① オニオンベーグルを横半分にスライスカットする
② 鶏むね肉は厚さ1cmほどにスライスカットしてフライパンで軽くソテーする
③ その上にモッツァレラチーズ1スライスとトマト1スライスをのせ 230°Cのオーブンで約10分から15分焼き、軽く焦げ目をつける

④ スライスカットした下半分のカット面にクリームチーズ大さじ2をぬる
⑤ その上にモッツァレラチーズ1スライスとトマト1スライスとグリルドチキンをのせる

⑥ その上にバジル3葉をトッピングしてBBQソース大さじ1を振りかける
⑦ 食べる直前にレタスをたっぷり挟んで出来上がり

この商品の特徴

BBQソースが食欲をそそる、これ一つでランチ代わりになる食べ応えのあるベーグルメニューです。

このメニューに使われている商品

生ハムとモッツァレラチーズサンド

生ハムとモッツァレラチーズサンド

作り方

① サンドライトトマトベーグルを横半分にスライスカットする
② カットした下半分のベーグルに生ハム3~4枚を並べる
③ その上にモッツァレラチーズ2スライスとバジル適量を盛り付け出来上がり

この商品の特徴

イタリアンには特におすすめ。大人向けのワインにも合うベーグル。

このメニューに使われている商品

おやつにおすすめメニュー

フルーツサンド

フルーツサンド

作り方

① ブルーベリーベーグルを横半分にスライスカットする
② 下半分のカット面にマスカルポーネクリームチーズ大さじ3をぬる
③ 縦半分にカットしたシードレスグレープ適量、ブルーベリー適量、ブラックベリー適量、ラズベリー適量をボウルに入れ、メープルシロップ大さじ1で和える

この商品の特徴

フルーツたっぷりで見た目も華やかなベーグルサンド。お子様向けメニューとしてもおすすめです。

このメニューに使われている商品

アップルシナモンとクリームチーズサンド

アップルシナモンとクリームチーズサンド

作り方

① フレンチトーストベーグルを横半分にスライスカットする
 リンゴは皮をむき8等分にカットし、フライパンにバター小さじ1」を入れしんなりするまでソテーする
③ ボウルにソテーしたリンゴを入れシナモンシュガー大さじ1と混ぜ合わせる
④ 別のボウルにマスカルポーネクリームチーズ大さじ3を入れ滑らかになるまで練り、砂糖少々で甘味を整える
⑤ カットした下半分のベーグルに 4 のマスカルポーネクリームチーズをぬる
⑥ その上に 3 のソテーしたリンゴを盛り付け出来上がり

この商品の特徴

ジューシーなアップルシナモンとマスカルポーネクリームチーズがフレンチトーストのベーグルに良く合います。

このメニューに使われている商品

まとめ|ベーグルについて

ベーグルは、カフェのレジ横や調理用として、無人販売店で冷凍のまま販売等の用途でご注文をいただきます。ヘルシーで、個包装の軽食にぴったりです。調理用でご利用いただく場合には具にこだわったり、カットして断面を見せて販売いただくのもおすすめです。

業務用でベーグルを仕入れたい方はこちら!

なごみや

なごみやでは業務用ベーグルを販売しています。価格は卸値閲覧会員登録または、卸値閲覧会員登録、承認後にご確認いただけます。サンプルをご確認いただいてからの注文をおすすめしております。