惣菜デリカで一番の柱となっているのは「低糖おはぎ」
惣菜デリカのおはぎは、あんこの甘さを控えめにして食べやすくすることで、
日配売り場の日持ちを優先した糖度の高いおはぎと差別化することができ、盆彼岸だけでなく、通年販売しているお店が増えました。
惣菜で甘味をいれるなら、最初におはぎを導入しているところがほとんどです。
人手を確保できている店舗では、生地をお店で炊飯してあんこと組み合わせる手作りおはぎが多いのですが、
最近人手が足りないためか惣菜のおはぎを売るのをやめて、日配のおはぎだけに絞ったり、解凍してリパックするだけの冷凍おはぎに切り替えるところがでてきました。
そして、おはぎがお客様に支持されある程度安定してくると、商品企画の方、バイヤーの方から相談される内容が、
「おはぎを軸とした売場を底上げするには、次に導入するのはどの商品がおすすめなのか?」
普通に考えると、おはぎを和菓子のカテゴリーと考え、桜餅、柏餅といった和菓子の季節商品を導入しているお店が多いのですが、
なごみやでは、販売期間が限定され、ロスが心配される季節商品よりも1年通して販売できる人気商品、マーケットサイズがある商品を優先したほうがいいと考えています。
北海道大納言小豆、国産もち米を使用した味にこだわった業務用赤飯
まず、おはぎと同じ素材である小豆と餅米を使った惣菜デリカの人気商品として赤飯があります。
菓子ではなく米飯になりますが、赤飯はおはぎと同様、ありとあらゆる年中行事に使われるお供えとして日常食としても食されるので非常に安定したマーケットのある商品です。
惣菜のさつま芋と言えば「大学芋」
次に、甘味おやつの素材として「小豆」の次に女性に絶大な人気を誇るのが「芋・栗・南瓜」
簡単調理の無添加・無加糖大粒「焼き栗」
最近なごみや一押しでおすすめしているのが「焼き栗」
年間通じて販売できるマーケットサイズの商品をそろえた後は、和菓子の季節商品を年中行事スケジュールに合わせて
期間限定、数量限定でいれていくと、売り場として季節感、いろどりがでてきます。
長くなりましたので、季節商品についてはまた次回詳しく書かせて頂きます。