どら焼きとは?由来や人気の理由や流行りのどら焼きを解説します

どら焼き

どら焼きとは、日本の伝統的なお菓子であり、銅板で焼いた生地にあんこを挟んでいる和菓子です。歴史が古く、名前の由来や誕生の背景も興味深いです。東京の有名店や最新のトレンド、仕入れて販売できるどら焼きもご紹介します。

どら焼きとは?

どら焼きの基本情報

どら焼きは、日本の伝統的な菓子の一つであり、和菓子店やスーパー、コンビニでも販売されています。そのふわふわとした生地は、卵、小麦粉、砂糖を主成分としており、あんを挟んで作られます。特につぶあんが一般的ですが、抹茶あんや栗あんなど、さまざまなバリエーションが楽しめるようになりました。このように、どら焼きは日本全国で愛される和菓子であり、お茶との相性も抜群です。ティータイムのお供として、多くの人々に親しまれています。

ドラえもんの好物のどら焼き漫画やアニメでお馴染みの「ドラえもん」が愛するどら焼きも、伝統的などら焼きと同じ基本的な要素を持っていますが、キャラクターの影響で特に子供たちに大人気です。ドラえもんのどら焼き愛が広く知られるようになり、どら焼きは日本国内外問わず、多くの人々に親しまれるようになりました。これにより、どら焼きは子供たちにとっても親しみやすいお菓子としての地位を確立しました。

どら焼きの歴史と由来

どら焼きの誕生と名前の由来

どらやき提供

どら焼きは、和菓子の中でも長い歴史を持つ和菓子の一つです。その誕生にはいくつかの説がありますが、最も有名なものは平安時代の武士、源義経に由来するものです。伝説によれば、義経が戦いで負傷し、ある農家に匿われた際、その家の娘が鉄鍋で小麦粉を焼いて彼に提供したことが始まりとされています。この焼いた小麦粉が「どら焼き」と呼ばれるようになったのは、鉄鍋(どら)を使って焼いたことに由来しています。また、別の説では、江戸時代に楽器の「銅鑼(どら)」の形状に似ていることからその名前が付けられたとも言われています。どら焼きは当初、現在のように餡を挟んだ形ではなく、シンプルなパンケーキのようなものでしたが、明治時代になってから現在の形に進化しました。どら焼きの歴史を語る上で、和菓子の老舗や百貨店の店頭で見かける現代のどら焼きを思い浮かべると、その名前の由来や進化の過程を改めて感じることができます。

どら焼有名店・流行りのどら焼き店のご紹介

東京3大どら焼き店

東京には数多くの和菓子店がありますが、その中でも特に人気が高いのが「東京3大どら焼き店」です。まず一つ目は、浅草の「亀十」です。創業100年以上の歴史を持つこの老舗は、シフォンケーキのようなふんわりとした生地とたっぷりのあんが特徴です。次に紹介するのは、上野の「うさぎや」です。こちらも長い歴史があり、ふんわりしっとりとした生地にやわらかなとろける粒あんが挟まれた絶品のどら焼きです。最後は東十条の「草月」です。虎模様の黒糖生地のどら焼きです。生地は黒糖のコクがあって、粒々のつぶあんが入っています。どのお店も、土日には行列の大人気です。

流行りのどら焼き

フルーツどら焼き

近年、この古き良き和菓子が新たな進化を遂げ、若者を中心に再び注目を集めています。特に人気なのは、フルーツやクリームを挟んだ新感覚のどら焼きです。例えば、いちごクリームどら焼きや抹茶クリームどら焼きなど、見た目も華やかでインスタ映えする商品が多く、SNSでも話題となっています。

また、健康志向の高まりに応じて、低糖質やグルテンフリーのどら焼きも開発され、ヘルシー志向の人々に選ばれています。さらに、地域の特産品を使用した限定どら焼きも人気で、旅行先のお土産としても喜ばれています。これらの新しいどら焼きは、和菓子の歴史や由来を大切にしながらも、現代のニーズに合わせた多様な進化を遂げています。

古き良き和菓子の魅力を保ちながら、時代と共に変化を遂げるどら焼き。これからもその進化は続き、ますます多くの人々に愛されることでしょう。

季節限定のどら焼き

カットどら焼き

季節限定のどら焼きは、百貨店や老舗の和菓子店で特別に企画されたもので、日本の四季折々の美しさと風味を楽しむことができます。春には桜の花びらを練り込んだ桜どら焼き、夏には爽やかな抹茶と柚子を使ったどら焼き、秋には栗やさつまいもを取り入れたどら焼き、冬にはこしあんと黒豆のどら焼きなど、季節ごとの素材を活かしたバラエティ豊かな味わいを提供します。これらのどら焼きは、その季節ならではの味わいや香りを楽しむことができ、限定商品としての特別感があります

どら焼きに関する豆知識

どら焼きの保存方法と日持ち

どら焼きの保存方法と日持ちについて詳しく説明します。販売されているどら焼きは密封されていない消費期限が1日、2日の商品と、密封されて脱酸素剤が入った賞味期限30日程度の商品があります。どちらも常温で湿気や直射日光を避けて保存するのが一般的です。

どら焼きを販売するときには、焼きたての美味しさを食べてほしい、作ってすぐに販売が可能な場合、消費期限を短く設定します。贈答用などのギフト需要でどら焼きを販売したい場合には、脱酸素剤を入れてシーラーで密封して販売します。どら焼きのレシピについても、後者の場合は、皮が固くならないように賞味期限まで美味しく食べれる生地の配合、あんの糖度を高めに調整する必要があります。

業務用で仕入れ可能などら焼きご紹介

なごみやでは、業務用で仕入れ可能などら焼きを販売しています。

北海道産小豆の賞味期限21日のどら焼き

小倉どら焼き、栗どら焼き

銅板の上で「こんがりと丁寧に」焼きあげた生地と北海道産の小豆で炊き上げた小倉餡のどら焼。

入数:1ケース50個
種類:小倉、栗
配送便:宅配便

北海道産小豆の賞味期限20日のどら焼き

長崎どら焼き

北海道産の小豆で作られたまろやかなあんと口当たりの良いふんわり生地のどら焼き

入数:1ケース240本(120本×2箱)
種類:花橘、栗、福豆
配送便:宅配便

あんの種類から選べる賞味期限25日以上のどら焼き

どら焼きの種類によって、賞味期限25日~60日のどら焼きがございますので、商品ページにてご確認ください。

どら焼き

こしあんに5種の豆を入れた五色どらやきや、栗入りのどらやき、あんバターや林檎と檸檬など、あんを楽しむどらやきです。

入数:1ケース12個
種類:五色、大栗、ゆず蜂蜜、林檎と檸檬、あんバター、丹波黒丸、茜五色、京抹茶、どっさり栗
配送便:宅配便

北海道産小豆の冷凍納品のどら焼き

どら焼き

軽い食感で食べやすい大判のどら焼き。北海道産小豆のこくのあるつぶあんをはさみました。

入数:1ケース100個
種類:小倉
配送便:宅配便

クリームあんを挟んだ冷凍納品冷蔵販売の生どら

生どら

カステラ屋がしっとりとした食感と原材料にこだわって作った4種類の生どら

入数:1箱50個
種類:小倉、抹茶、いちご、みかん
配送便:宅配便

クリームを挟んだ冷凍納品冷蔵販売のもっちりどら焼き

もっちりどら焼き

もちもち⽣地とふんわりクリームの相性ぴったりな新⾷感どら焼です。

入数:1ケース50個
種類:クリーム、イチゴ、小豆
配送便:宅配便

アレンジ可能などら焼きの皮

冷凍どら焼き生地

やわらかくふんわりと焼き上げたどら焼きを、2枚1組ずつにしました。

入数:1ケース240組
種類:冷凍どら焼き生地
配送便:宅配便、業務便

まとめ

日保ちのする和菓子をお探しなら、どら焼きをおすすめします。幅広い年齢から人気のある和菓子なので、商品ラインナップには追加しておきたいお菓子です。どら焼きは皮を作り、あんを挟む作業があり、製造すると手間がかかるお菓子です。製造が難しい場合には、仕入れを検討してみてはいかがでしょうか?

どら焼きの仕入れは業務用和洋菓子卸・仕入れなごみやへ!

なごみやでは種類豊富にどら焼きを販売しています。価格は卸値閲覧会員登録後にご確認いただけます。ぜひ、ご検討ください。団子の仕入れは業務用和洋菓子卸・仕入れなごみやへ!

この記事を書いた人

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渡邊友佳子

2020年なごみやに入社。前職では銀座あけぼのにて16年間、和菓子・米菓の商品企画を担当。東京製菓学校卒業後、茗荷谷「一幸庵」にて3年間修業。TORAYACAFE勤務。プライベートでもお菓子が大好きです。<資格>製菓衛生士、表示検定中級