団子とは?団子の種類や歴史、流行りの団子や仕入れ可能な団子をご紹介!

団子とは

団子とは、日本の伝統的なお菓子であり、団子にはさまざまな種類があります。こちらの記事では団子とは、餅との違いや、みたらし団子やあん団子、きなこ団子、三色団子などの種類、流行りの団子、仕入れて販売できる団子をご紹介します。

団子とは?基本情報

和菓子の一種である団子は、日本の伝統的な甘味で、その起源は平安時代にまで遡ります。団子は主に、上新粉を使って作られ、その丸い形が特徴的です。竹串に刺して提供されることが多く、和菓子屋、観光地、道の駅やサービスエリアなどで販売しているのをよく見かけます。団子はシンプルな形状ながらも、あんこ、きなこ、醤油など多様なトッピングが施され、その味わいは多彩です。もちもちとした食感と噛むごとに広がる豊かな風味が魅力の一つです。地域ごとに異なるバリエーションがあり、それぞれの土地ならではの味わいを楽しむことができます。団子は四季折々のイベントや行事とも深い関わりがあり、春には花見団子、秋には月見団子といった季節ごとの楽しみもあります。

団子と餅の違い

和菓子の中でも、団子と餅は特に人気がありますが、その違いは材料、製法、食感にあります。団子は主にうるち米が原料の上新粉粉に水を加えて練り固めたものを蒸し搗いて作られます。一方で、餅はもち米を蒸してから杵と臼でついて作ります。

団子はもちもちとした食感が特徴で、みたらし団子のように甘辛いタレをかけたり、あんをつけたりトッピングを楽しむことができます。餅は弾力があり、粘り気が強く、雑煮やお汁粉に入れて楽しむことが一般的です。

また、団子は串に刺して焼いたりすることが多いですが、餅はそのまま焼いたりすることが多いです。

さまざまな種類の団子

みたらし団子とは

三重県の五十鈴川にあるみたらしの池がその名の由来とされています。みたらし団子は、串に刺さった団子に甘辛いタレを絡めて提供されるのが特徴です。このタレは、醤油と砂糖に澱粉でとろみをつけたタレで、その絶妙な甘辛さが団子のもちもちとした食感と相まって、独特の風味を生み出しています。みたらし団子は、日本全国で広く親しまれており、特に京都の下鴨神社での「みたらし祭り」では、この団子が参拝客に振る舞われることで有名です。団子と言ったら、みたらし団子を思い浮かべる人が多い、団子の一番人気の味わいです。

あん団子とは

あん団子は、こしあんまたは、つぶあんを団子に塗って仕上げます。白い団子にはこしあん、よもぎ入りの団子にはつぶあんを合わせるのが一般的です。もちもちの団子に少しやわらかいあんを合わせたあん団子は、みたらし団子に続く、人気の味わいです。

きなこ団子とは

きなこ団子

きなこ団子は、団子にきなこをまぶして仕上げているお店と、みたらし団子のような甘いタレをかけてきなこをまぶしたお店があります。また、きなこは地方によって、砂糖を加えた甘いきな粉や、塩を少し混ぜた塩きな粉など、様々なアレンジが存在します。

ごま団子とは

ごま団子は、すりごまや練りごまを甘いタレに合わせたタレを団子にかけて仕上げます。ごまの香ばしさとコクが団子によく合います。昨今、団子の中にごまだれを包んだごま団子も販売されています。団子を食べると中からとろーりごまだれが出てくる仕組みになっております。

ごま団子は、中華料理のデザートのごま団子を思い浮かべる人もいらっしゃるのでは?材料と製法は、白玉粉を練って、あんを包んでごまをつけて揚げたお菓子です。白玉粉に上新粉を加えて作ることもあるようです。

ずんだ団子とは

ずんだ団子は、東北地方の伝統的な和菓子で、枝豆をすりつぶして作られる「ずんだ餡」を団子に絡めたものです。その鮮やかな緑色の見た目と、枝豆の風味が豊かな味わいが特徴です。ずんだ餡は、茹でた枝豆をすりつぶし、砂糖や塩で味を調えることで作られます。特に夏場に人気があり、冷やして食べると一層美味しいです。

三色団子とは

三色団子

三色団子は、日本の伝統的な和菓子で、通常はピンク、白、緑の三色から成ります。これらの色はそれぞれ特別な意味を持ち、例えばピンクは桜を象徴し、白は雪、緑は草木を表現しています。三色団子は特に春のお花見シーズンに人気があり、見た目の美しさとその独特の風味で人々に愛されています。団子自体はもち米の粉を使用して作られ、適度な甘さと柔らかさが特徴です。また、みたらし団子とは異なり、三色団子はその色合いが絵のように美しく、視覚的にも楽しめる和菓子です。これらのエピソードが、三色団子の魅力をさらに引き立てています。

団子の歴史と文化

団子は日本の伝統的な和菓子であり、その歴史は古代にまで遡ります。団子の起源は、中国から伝わった「団餅(だんぺい)」に由来し、日本に伝わったのは奈良時代とされています。平安時代には宮中行事や神事で用いられ、次第に庶民の間にも広まりました。室町時代には米粉を使った団子が一般的となり、江戸時代には現在のような多様な種類の団子が誕生しました。

団子は季節ごとに異なる形や味が楽しめるため、四季折々の行事や祭りに欠かせない存在です。桜の花見には三色団子、月見には月見団子など、団子は日本の文化と絵のように深く結びついています。さらに、地域ごとに独自の団子があり、その土地の風土や歴史を反映しています。特にみたらし団子はその代表的な例で、餅米を使った団子が甘辛いタレで彩られています。

季節の団子をご紹介

月見団子

月見だんご

 秋の風物詩として名高く、中秋の名月を祝うためにお供えされます。このように、団子は単なるお菓子としてだけでなく、季節や行事、地域文化と密接に結びついているのです。関東では15個の団子をピラミッド状に積み上げるのが一般的で、関西ではあんを巻いた団子を用いることが多いなど、地域ごとの風習が存在します。これらの違いは、団子の製法や材料、そして飾り方にまで及び、各地の特色を色濃く反映しています。

彼岸団子

彼岸団子は春と秋の彼岸の時期に食べられる団子で、先祖供養のためにお墓参りの際に供えられることが多いです。一般的には白い団子が用いられますが、地域によっては赤や黄色、紫など色とりどりの団子が使われることもあります。これらの色は五穀豊穣や健康を祈る意味が込められており、日本の四季折々の風景を思わせる美しい色彩が特徴です。

流行りの団子とは

流行りの団子についてご紹介します。最近では、従来の和菓子の枠を超えた新しい団子も人気を集めています。

フルーツ団子

フルーツ団子

「フルーツ団子」は、様々な果物を使った団子で、特に若い世代に人気です。苺やマンゴー、キウイなどのフルーツが団子と一緒に串に刺さっており、見た目も華やかで、インスタグラムなどのSNS映えする一品です。るるぶWebのまるで宝石!浅草で見つけたカラフルキュートないちごだんご串の記事をご紹介します。

瓶入り団子

「瓶入り団子」は、その名の通り団子が瓶の中に詰められている新しいスタイルの団子です。この団子は、見た目の可愛らしさと保存のしやすさから人気を集めています。瓶の中に団子が層状に詰め込まれており、各層ごとに異なる味やトッピングが楽しめるのが特徴です。例えば、下の層にはみたらし餡、中央にはあんこ、そして上の層にはきなこがまぶされた団子が入っているといった具合です。フクリパのインパクト抜群!瓶に入った新感覚和スイーツ「hakata//yamadaya(博多やまだや)」の“瓶団子”の記事をご紹介します。

セルフ焼き団子

「セルフ焼き団子」は、主に和カフェ等で提供されている団子の楽しみ方です。セルフ焼き団子のコンセプトは、自分で団子を焼いて楽しむというもので、焼き加減やトッピングを自分の好みに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。

セルフ焼き団子は、専用の小型グリルや炭火を使って自分で団子を焼き、醤油やみたらしのタレを塗ったり、その他のトッピングを追加したりすることができます。焼きたての団子は外はカリッと、中はもちもちとした食感が楽しめます。

火床焼き団子

火床で団子を焼く

火床焼き団子もまた、最近の団子ブームの一環として注目を浴びています。火床焼き団子は、専用の火床で焼き上げることで、独特の風味と香ばしさを楽しむことができます。火床の上でじっくりと焼かれた団子は、外側がカリッとした食感を持ち、内側はもちもちとした柔らかさが残ります。醤油を塗って焼き上げることで、香ばしい香りが一層引き立ちます。

また、火床焼き団子はイベントやフェスティバルなどでのパフォーマンスも人気です。職人が目の前で団子を焼き上げる光景は、見ているだけで楽しく、出来立てをその場で味わうことができるのも魅力です。特に寒い季節には、温かい団子が体を暖めてくれるため、多くの人々に愛されています。

仕入れて販売できる団子

和洋菓子通販なごみやで仕入れて販売できる団子をご紹介します。すべて冷凍納品で解凍してご提供いただけます。

4玉団子

小玉団子

国産上新粉のもっちりこしのある4つ玉団子。和菓子店、文化祭、催事、お祭りにぴったりです。

小玉団子

入数:1ケース260本
種類:白・草・桜
配送便:宅配便

四串団子(白)四串団子(草)

国産上新粉のもっちりこしのある四串団子。コシのある四玉の串団子です。解凍してすぐにお使いいただけます。和菓子店、文化祭、催事、お祭りにぴったりです。

小玉団子

入数:1ケース224本
種類:白・草
配送便:宅配便・業務便

冷凍団子

定番の素団子。焼いて、みたらしたれ・醤油・味噌だれにつけて、焼かずに各種あんこ・胡麻だれなどをのせてご活用ください。

冷凍団子

入数:1ケース240本(120本×2箱)
種類:白・草
配送便:業務便

低糖度串団子

国産の上新粉を使用し、焼き目をつけた甘さ控えめの白生地の串団子です。

低糖度団子

入数:1ケース150本(30本×5箱)
種類:白
配送便:宅配便・業務便

冷凍四つ玉焼きめ付き串団子

自然解凍するだけで、ボリューム感の有る4つ玉串団子が味わえます。

冷凍四つ玉焼きめ付き串団子

入数:1ケース192本(16本×4トレー×3合)
配送便:宅配便・業務便

3玉団子

小玉団子3玉

和菓子店、文化祭、催事、お祭りにぴったりです。

玉団子3玉

入数:1ケース240本
配送便:宅配便

三串団子(白)三串団子(草)

国産上新粉のもっちりこしのある四串団子。コシのある四玉の串団子です。解凍してすぐにお使いいただけます。和菓子店、文化祭、催事、お祭りにぴったりです。

小玉団子

入数:1ケース224本
種類:白・草
配送便:宅配便・業務便

大玉焼き団子

和菓子店、文化祭、催事、お祭りにぴったりです。炭火で焼き上げればふっくら柔らか食感の焼き団子。

大玉焼き団子

入数:1ケース104本
種類:白、南瓜、草、紫芋、桜、そば
配送便:宅配便

2玉団子

冷凍二つ玉焼きめ付き串団子

自然解凍するだけでお召し上がりいただけるオリジナルの2つ玉串団子です。手焼き風の自然な焼き目がついています。

冷凍二つ玉焼きめ付き串団子

入数:1ケース400本(20本×10袋×2合)
種類:白、よもぎ
配送便:宅配便・業務便

串なし団子

冷凍団子玉

8gの串なし団子は、あんやみたらしを絡めたり、ぜんざい、彼岸団子、月見だんごとしてお使いいただけます。

冷凍団子玉

入数:1ケース10kg(1kg×5袋×2箱)
配送便:宅配便・業務便

みたらし、あん、ごまのたれ付き団子

串団子(白)みたらし 55g

こげめの入っただんごと甘辛醤油だれが良くあいます。

串団子(白)みたらし 55g

入数:1ケース150本(30本×5箱)
配送便:宅配便・業務便

串団子(草)つぶあん 70g

よもぎの香りがあんだれに良くあいます。あんは中国製造です。

串団子(草)つぶあん 70g

入数:1ケース150本(30本×5箱)
配送便:宅配便・業務便

串団子(草)ごまだれ 60g

よもぎの香りがごまだれに良くあいます。

串団子(草)ごまだれ 60g

入数:1ケース150本(30本×5箱)
配送便:宅配便・業務便

冷凍焼きめ付きみたらし串団子

焼き目のついた串団子に甘辛のみたらしのたれをからませました。解凍するだけでみたらし団子がお手軽に提供できます。

冷凍焼きめ付きみたらし串団子

入数:1ケース100本(5本×20パック)
配送便:宅配便・業務便

三色団子

三色団子

ピンク・白・草生地の三つの色合いが春らしい、ほんのり甘いお団子です。

冷凍焼きめ付きみたらし串団子

入数:1ケース176本(22本×8パック)
配送便:宅配便・業務便

冷凍三色串団子(個包装)

ピンク・白・草生地の三つの色合いが春らしい、ほんのり甘いお団子です。

冷凍焼きめ付きみたらし串団子

入数:1ケース176本(22本×8パック)
配送便:宅配便・業務便

カップ入りの団子

みたらし団子 北海道産昆布出汁使用

歯切れの良い団子に、北海道産昆布出汁を使用した甘じょっぱいみたらしタレをたっぷりとかけました。スプーンで手を汚さずに、たっぷりとタレを絡めてお楽しみ頂けます。

みたらし団子 北海道産昆布出汁使用

入数:1ケース60P
配送便:宅配便・業務便

バニラクリームみたらし団子 北海道産生乳使用

乳感あるのホイップクリームを底に敷いて、歯切れのいい団子に、北海道産昆布出汁を使用した甘じょっぱいみたらしタレをたっぷりとかけました。

バニラクリームみたらし団子 北海道産生乳使用

入数:1ケース60P
配送便:宅配便・業務便

よもぎ団子 北海道十勝産小豆使用

よもぎをたっぷりと練り込んだ香り豊かな歯切れの良い団子に、甘さ控えめに炊き上げた北海道十勝産小豆を使用した粒あんをたっぷりとトッピングしました。

よもぎ団子 北海道十勝産小豆使用

入数:1ケース60P
配送便:宅配便・業務便

火床だんごセット

火床セット

一式セットになっています(火床・回転盤・軽石・火ばさみ・火起こし)※大玉焼き団子と一緒にご注文ください。

火床セット

入数:1ケース(火床・回転盤・軽石・火ばさみ・火起こし)
配送便:宅配便

まとめ

和菓子としての団子について、その基本から多様な種類、歴史や文化を解説しました。団子は日本の伝統的な和菓子であり、地域ごとに異なる風味や食感を楽しむことができます。団子は、みたらし団子、あん団子、きなこ団子、三色団子など、昔ながらのバリエーションの他、SNS映えする見た目や販売を工夫すると若い世代の客層を取り込むことができる団子に発展させることができます。団子を製造するには、上新粉で団子を作り、串刺しと成形機で形を整えて、タレやあんをからめて仕上げるため工程が多く手間がかかります。製造が難しい場合には、仕入れを検討いただくのをおすすめします。

団子の仕入れは業務用和洋菓子卸・仕入れなごみやへ!

なごみやでは種類豊富に団子を販売しています。価格は卸値閲覧会員登録後にご確認いただけます。ぜひ、ご検討ください。

この記事を書いた人

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渡邊友佳子

2020年なごみやに入社。前職では銀座あけぼのにて16年間、和菓子・米菓の商品企画を担当。東京製菓学校卒業後、茗荷谷「一幸庵」にて3年間修業。TORAYACAFE勤務。プライベートでもお菓子が大好きです。<資格>製菓衛生士、表示検定中級