「なごみや」の商品を活用して、お店の魅力アップや運営の効率化に成功した事例をご紹介します。 今回は、東京都豊島区長崎にある創業110年(2026年時点)の老舗、「株式会社並木米穀(おむすびのなみき)」様です。
四代目店主の小木曽暁様に、伝統あるお米屋さんがなぜ「和菓子」を導入したのか、そして長年守り続けている「食へのこだわり」についてお話を伺いました。
東京都豊島区、椎名町・長崎エリアで100年以上の歴史を誇る「並木米穀」 。もともとはお米、お茶、お塩などを扱う地域の専売所として始まりました 。
昭和54年、「お米本来の美味しさを知ってほしい」という先代の想いからおむすびの製造・販売を開始 。現在では、精米・卸売業と並行して、地域住民に愛されるおむすびと和菓子の店として親しまれています 。

かつてお米は許可制の専売品でしたが、食糧法の改正や販売チャネルの多様化により、街のお米屋さんの存在感は年々薄くなっていました 。
そんな折、なごみやの創業者である中村と出会い、和菓子の導入を検討し始めました 。当初は先代からの強い反対もありましたが、小木曽様は「新しい風」を吹かせるために導入を決断しました 。
現在、店頭ではなごみやの「おはぎ」「大福」「団子」などが並び、売上の約10〜15%を占める重要な柱となっています 。

お米の販売、おむすび、そして和菓子。この3つのオペレーションが揃ったことで、経営に大きな安定感が生まれました。
「売上の比率は決して高くはありませんが、足が三本ある(事業が三つある)というのは、非常に安心感があります。おむすびだけでなく和菓子があることで、お店としての方向性がしっかりと定まりました」(小木曽様)
また、近隣の和菓子屋が減少する中で、「並木さんに行けば美味しい和菓子がある」と頼りにされる機会も増え、まとめ買いや予約注文も定着しています 。
小木曽様が最も大切にしているのは、「嘘をつかないこと」と「面倒くさがらないこと」です 。
110年の歴史を背負いながらも、小木曽様の視線は未来を向いています。
「一度はイートインをやってみたかった」と語る小木曽様。壁際に数席あるだけでも、お客様との新たなコミュニケーションが生まれるはず。また、地域の寺院と連携した「お寺カフェ」のような構想もあり、なごみやのあんみつや和菓子を活用した新しいモデル作りにも意欲を見せています 。
伝統を守ることは、変化を恐れないこと。並木米穀はこれからも、美味しいお米とおむすび、そして和菓子を通じて、地域の日常を豊かに彩り続けます。
【取材協力店舗】並木米穀(おむすびのなみき)
住所: 〒171-0051 東京都豊島区長崎2-11-13
電話: 03-3957-3310
営業時間: 8:00〜18:00
定休日: 月曜・火曜不定休
公式サイト: https://namiki-beikoku.com/
